かみちゅ!対策室経由の情報。私も色々と楽しませてもらっている「かみちゅ!」だが、この度「平成17年度(第9回)文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門 優秀賞」を受賞したようだ。
何ていうか、文化庁もよくやるよ。
個人的には「なぜ」なのか記載されていない点が気にくわない。理由ぐらい載せてもらいたいものだ。グッドデザイン賞だってその点はまだましだ。
しかし、どうして「クリエイティブ」という言葉のつきまとうサイトは Flash を多用するのだろう。あの独特のアニメーションといい、トップページのうざったらしい上に CPU パワーを無駄に奪う全面 Flash といい、もういい加減にしろと言いたい。確かに表現ツールとしての Flash は優れた点も多いと思うし、私だって興味がないわけではない。しかし、ああまで明白にうざさを全面に押し出されると、情報を入手したいことが大前提である私にとっては非常に迷惑だ。デザインそのものはシンプルにしてあるつもりなのだろうが、情報の伝達という点においては凄まじく複雑でわかりにくいものになっている。本末転倒極まりない。
そういう時の為に CSS という技術仕様が存在するのに、と愚痴てみる。
とりあえず 1.5 RC1 を。
Sylpheed を色々といじっていたせいか、あまり設定面でも苦労はしなかった。インターフェースも結構シンプルにできている。
ただ、いかんせん日本語化の穴が多過ぎる。@@Cut@@
のように表示されている部分が結構ある。あまりにもうざくなったら英語版にするか。
今のところ問題なく使えている。不便だと感じてはいない。
まあそもそもメールを殆ど使わない人間なので、シンプルであればあるほど 嬉しい。
Linus が KDE を薦めているらしい。Slashdot Japan 経由で知った。
とはいえ、Linus は GNOME の印刷ダイアログに関して警鐘を鳴らしているだけであって、決して GNOME 全体が駄目駄目だとはいっていない。そこに注意しなければならないが、GNOME の中の人のように、「ユーザは馬鹿だ」というのもある意味自然な理屈だとは思う。
何しろユーザと言っても玉石混合なのは仕方ないのだ。世の中にはファイルの作成法も知らない人間がいる一方で、ファイルシステムそのものを実装するような人間もいる。その差はあまりにも大きい。
だが、全てのユーザを馬鹿だと決めつけるのはよろしくない。ではどうするべきなのか? それを考えることが重要なのは当然だ。やりたいことができるインターフェースがまず大前提にあるべき。もし GNOME の印刷ダイアログがその必要条件を満たしていないならば、それは大ごとだろう。改善すべきなのだろう。
と、ここまでが Linus の提供した話題に関しての話。以降は意とは少しベクトルのずれた話をする。
私は、一つのアプリケーションが全てをこなすことはできないと考えているし、そうあってはならないとも思っている。特徴があり、長所があり、短所がある。
私は前々から言っているように GNOME も KDE も常用していない。総合デスクトップ環境はとかく重くなりがち。だから私は WindowMaker を使う。
使いたいアプリケーション好きなように使えることが、Linux や UNIX の醍醐味のひとつであると考えてもいる。競合するソフトがあってもいいじゃないか。レンダリングエンジンを例に取ってみよう。Gecko / KHTML / Presto は、三者三様別々の特徴を持っている。私は Gecko が好きなのだが、最近の KHTML のレンダリング能力の高さにも心惹かれる(Acid2 テストの顔!)し、Presto のパフォーマンスの良さにも好感を覚える。
まあ要するに使いたくなければ使わなければいいという話。
何気なく「かみちゅ!」の第八話を(DVD 四巻)観なおしていたら、ふとゆりえが鉛筆を転がして自分にバチをあてつつ宿題をこなしているシーンに目が留まった。
「問題、変じゃないか?」
そこで画面を一時停止して、肝心の宿題の中身を見てみた。
教科は英語。以下のような問題があった。
paper ではなくあくまでも「The Paper」。つまり舛成孝二監督が以前に手がけた作品の登場人物。その名も R.O.D。どこかで聞いたことがあると思ったら、野嵜氏(闇黒日記の中の人)が言及させていたからだった。OVA 版は見たことがあるけれども、あれはあれでなかなかにバカアニメだった。そうなるように造ったんだとは思うが。
しかも、更に選択式の解答が面白い。ゆりえは必ず3を引き当ててしまい、解答欄が全部3で埋めつくされるという事態に陥っていたので、ここでも3にある答えだけを載せる。括弧内がそれ。
いや「ダーティー・ハリー」は違うだろ。残念ながら他の2つはネタなのかどうか不明。
で、あえて残しておいた最後のひとつ。これは解答選択肢を全部載せる。
<キ> The Paper
ゆりえ様も「ダメ人間」と。まあ宿題に力を使おうとして自分にバチを当ててる時点でもうダメなんだが。
更にその下にある穴埋め問題は「<ア> Nancy ( ) to school every day.」となっている。ナンシー・幕張か。
結論。その時、ゆりえはネタの神様になった。
今日も外出届出してコンビニにでも行こうかなぁ。食糧がもうない。菓子類も全滅。
帰ったらまず boot.ini
の partition(1)
を partition(2)
にしようと思う。いや、変なことやってしまったので。多分 DOS 緊急ディスクからいける。
2005年12月12日付 Leaf/AQUAPLUS の「おしらせ」によると、以下の四作品について動画再生エンジンに GPL ライセンスの基に開発されている Xdvi を用いていた為、ソースコードを公開することになったらしい。
個人的にはソースを読んでみたい。どんなコーディングをしているのだろうか? ここで公開されたエンジンが優れていたならば、それを改良する人間も出てくるだろう。
しかし気になったのは次の文面だ。
ソース公開が遅れましたのは弊社の知識不足によるミスでした。
弊社製品のムービー再生にxvid.orgのムービー展開ライブラリを使用していた件について。
「遅れた」というのはどういうことだろうか? 公開する意志があったということだろうか? あまりにも情報が少ないのでコメントは控えるが、この一文だけ他の文面から浮いていたことだけは確かだ。
「かみちゅ! 4」を観る。
つか、光恵の胸でかすぎ。何なんだあのぶにょぶにょ加減。第6話でアイス食べまくってたのが原因なのだろうか。コメンタリでそんなこと言ってた気がするし。個人的に一番びっくりしたのが祀の親父さんの若い頃。はっちゃけてんなーっていう。……何気にみこがスク水だったのにはもう狙いすぎだよなーと。
第8話は、もう猫。猫。かーいいというかかっこいい。タイガー。タマも滅茶苦茶強くなっているのに驚いた。戦闘能力ならゆりえを超えてる。一番気になったのは、ギャラリー猫の中にどこぞのタヌキ型ロボットみたいなのが右下に紛れ込んでいたことか。
「かみちゅ!」は80年代を時代背景として持っているアニメだが、私の住んでいた所がかなり田舎だったので、90年代組ではあるが内容のほとんどに「懐かしいなぁ」と感じる。
祀の家にある扇風機も、同じような形のものが家で現役だった。まだ本体の大半が金属で、羽根が半透明の青色で、スイッチがダイヤル式で、タイマーを入れると「チキチキチキ」という音が響いて、それを聞きながら夜眠りについていた。
ゆりえの家にあるテレビも、あのリモコンがないダイヤルチャンネルタイプのものが、友人の家にあった。そしてそれのテレビ線にファミコンが繋いであって(そう。ファミコンはアンテナ線に直結する形だった!)、よく遊びに行っては「スーパーマリオブラザーズ」をやっていた。人がやってる時に2コンのマイクで「あー」も常識。
そういえばスクール水着も小学生時代は旧型だった。前に水抜きがあるやつ。確かに水や空気が抜けにくい素材だった。よく自分の水着に空気を入れて膨らませておいて、プールに入ってから押さえつけると無理矢理泡が出てきたのを思い出す。ビート板もボロボロになると体にまとわりついてうざかったし、祀が復元した、あんな感じになる。だからなるべく新しいものをゲットすべく、いざ使う場面になると争奪戦になって、遅れていくと悲惨だった。
小学生時代だけだったが、鉛筆の指定もあった。学校で自分のネーム入りの鉛筆を注文してくれたりもした。今思えばボロい商売だ。鉛筆は必ず使うものだし。でもひらがなしか入れられなかった。低学年の頃はよく噛んでボロボロにした。両側を削ったり(「貧乏削り」と呼んでいた)、今度は折れやすくなるからキャップを買ってつけてみたり。毎日鉛筆削りで鉛筆を削っていくのが日課だった。硬さも、なるべく2Bを使うようにという達しがあった。個人的には今でもシャーペンの芯に2Bを使っている。4Bは折れ易いし、BやHBは薄すぎる。筆圧が弱いので。シャーペン解禁になったのは、小学校5年以降だった。
ねりけしもまた、小学生の必須アイテムだった。駄菓子屋に色々なタイプのものが揃っていた。よく机にあいた穴にねりけしや消しゴムのカスを詰めたり、他のにおいのねりけし同士を混ぜ合わせたり。結局字を消すのには全然向いてなくて、やがてゴミ箱行きになる運命だった。
今回コメンタリを聴いていて一番びっくりしたのが、タマと貧乏神の声優が同一であるということ。あれは別だとばかり思っていた。しかもほとんど巻き戻さずに通しで録音しているらしい。それもびっくりだ。
画像をほとんど使わないスタイル。他のものより軽め。例によってスタイル切り替え機能でドゾ。当然 IE は無考慮。
でも未完成な部分もあるので、まあ気長に作りこむつもり。
gresreg
ないんかなーxyzzy の gresreg
って、シェルからどうやって実現するかなーと考えて小一時間。一番良い方法はやはり Perl で書いちまうのがいいんじゃないかと。
書いてみるか……。
そういえば xyzzy、ソースが公開されるようになった。ライセンスは独自のもののようだ。あとで覗いてみよう。
殺す気か。自業自得なものが多いけれども。
次の事項も溜ってる。
忙しすぎて死にそうなのに(だから)時間のないサイト運営者リング用のバナーを勝手に10分ほどで作った自分がいますよ。
もう、嫌だ。
前回の続き。
BDD に対し、もはやグラフのサイズを減少させることができなくなるまで Reduce 変換規則を適用し続けることで OBDD を得る。
また、論理変数の評価順序がきわめて重要な意味を持ってくる。詳細は後述するとして、今は a1 → b1 → a2 → b2
の順に評価された場合を考える。
図のように、最終的に得られた OBDD は、BDD の時とは違いノード数が明らかに減少しているのがわかる。この「ノード数の減少」こそが BDD ではなく OBDD を論理式の表現として用いる理由である。計算機でモデル検査法による検証を行う場合、計算機資源を節約した方がよいのは明白である。
先程、論理変数の評価順序がきわめて重要な意味を持つと述べた。では評価順序を変更した場合、どのような違いが現れてくるのか。今度は a1 → a2 → b1 → b2
の順に評価された場合を考える。
図のように、再び得られた OBDD は先程の場合とはかなり異なっていることがわかる。ノード数は11になり、それぞれの連結も複雑になっている。
論理変数の評価順序を変更すると、ノード数と連結数が変動する。もし対象とするシステムが複雑で巨大なものであるならば、最小の場合と最大の場合のノード数と連結数の差は巨大になるだろう。
……と、ここまでが OBDD を生成する際の概略。まだ他にも細かい話がたくさんある。二種類の頂点の話、BDD が DAG(有向無閉路グラフ)と同義であること、high と low の説明、BDD が同型であることの定義、BDD に課す2つの制約によって、論理関数におけるカノニカル表現を得ること、Kripke フレームの話その他色々。覚えることが山積みで、しかもテキストが英語なもんだから遅々として進まない。この時期になってようやく方向性も見え、Qt で OBDD を描写云々という話にまで持っていけている状況。
期限内までに完成するのか心配になってきた。
そういえば「かみちゅ!」の4巻が出てるなぁ。借りに行きたい。
Qt をいじりはじめた。卒研のために。
OBDD というデータ構造を視覚化するためだ。いわゆる有向グラフの一種なので、基礎ができれば描写はたやすいだろう。
OBDD は論理式を効率的に扱うために用いられる。OBDD は BDD という有向グラフの一種から Reduce 変換規則を用いて生成される。
まず BDD について説明する。例として 2bit 比較器を考えてみよう。2bit 比較器は次式で与えられる。
f(a1, a2, b1, b2) = (a1 ↔ b1) ∧ (a2 ↔ b2)
a1
、a2
、b1
、b2
は論理変数a1
と b1
、a2
と b2
の真偽値を比較BDD は下図のような二分木として表現される。
次に、Reduce 変換規則を用いて BDD を OBDD へと変換する。Reduce 変換規則は次の3規則から成る。
与ラベルに対しひとつの末端頂点以外の全てを削除し、削除された頂点から残るひとつへ全ての弧をつけなおす。
2非末端頂点 u と v が var(u) = var(v)
low(u) = low(v)
high(u) = high(v)
を満たすならば、u ないし v のどちらかを削除し、外から入ってくる全ての弧を残った u ないし v へつけなおす。
もし非末端頂点 v が low(v) = high(v)
ならば v を削除し、外から入ってくる全ての弧を low(v) へつけなおす。
そして、下図のような OBDD を得る。
……といったところで、続きはまた今度。
えむもじらにあった記事に対して。
私の場合は以下の3拡張。これだけは譲れない。
これがないと話にならない。私にとっては必要な機能を提供してくれる。欲をいえば、タブ欄のスクロール機能もあると便利。別の拡張で対応できるけれども。
手軽にページを保存でき、かつネイティブ機能にはない便利機能満載。特に @import
があってもその先まできちんと取り込んでくれるのは嬉しい。
何故か全然見掛けない、マウスジェスチャ機能だけを追加する拡張。これは入れていなくても All-in-One Gestures は入れている人が多い気がする。ただ、All-in-One の方は Firefox には無用の機能 (オートスクロールなど)、私にとっては不要な機能が含まれているので好きになれず、何かないものかと探していたときに mozdev.org で見つけたのがこの Mouse Gestures。最近ちょくちょく更新されており、将来に期待できる。
というより、All-in-One は Mouse Gestures のコードを採り入れて作成されている。なので、純粋にマウスジェスチャ機能だけを導入したい人は Mouse Gestures を使えばいいだけの話。
Blog 書く暇もなかったよママン。
……ということで、何とか無事に卒研も折り返し地点。今週は既に3回ほど徹夜しているので、土日はゆっくり眠りたい。
しかしこれから忙しい。レポートにテスト、再評価に卒研とイベント目白押し。しかも12月23日には……。
体力が持たなくなるかも。当座はカフェイン錠剤と栄養ドリンクでしのげるものの、どうなることやら。